こんにちは
福岡の鍼灸院おるき、スタッフの田辺です。
当院では腰や膝、股関節などの痛みを主訴に来院される方が多くいらっしゃいます。
「どこが痛いか」も大切ですが、「どうすると痛いか」が重要です。
痛みの原因を探る
痛みの場所は痛みの原因になっていることが少ないため、痛みが出ている場所を治療しても良くなることは少ないです。
どうすると痛いかに焦点を置くことで、痛みの原因を見つけることができます。
患者さんは、どの動作で痛いのか明確にわかってる場合もあれば、そうで無い場合もあります。
わからない方も心配されず御来院ください。
院で問診や身体の動きを確認させて頂き、お身体の状態を判断していきます。
M-Testによる動作分析
当院ではM-Test(経絡テスト)の手法を用いますが、M-Testは全身を30項目に分類して動きを評価します。
細かな動作分析を行うため、痛みの原因になっている場所がどこなのか、もれなくチェックすることが可能です。
初診は特に、その動作において誘発される所見および痛みの強さを確認しながら診察を進めていきます。
M-Test(経絡テスト)は身体に動きの負荷を与えることで伴う症状に基づいて経絡・経穴の異常を見つけ出し、古代中国思想である五行学説や陰陽学説の関係も考察し、治療を行うための診断治療法です。
経穴とはツボのことで、経絡とは気血の運行する通路のことです。
(過去のブログ「不通則痛」をご覧ください)
人体を縦方向に走る経脈と、経脈から分枝して身体各部に広く分布する絡脈を総称するものであると考えられています。
体幹に分布している経絡のルートは身体の動き、いわゆる解剖学的な筋膜の連続性に基づいており、患者さんの身体の動きを把握し、その異常に対して経絡ルート上の経穴(ツボ)を刺激することで、患者さんの訴える症状を的確にケアする事ができるのです。
患者さんに触れながら動作確認を行うため、患者側も施術する側にとっても鍼の効果を実感することができる。
身体の動きを改善すると運動器の痛みに限ったことだけでなく、運動器と関係なさそうな症状においても同時に改善できる効果がみられます。
痛みは身体の危険信号です。
これくらいは大丈夫と我慢せず、早めに対処していきましょう。
日常生活に制限がでて困っている方、治らないと諦めている方、鍼灸院おるきへご相談ください。
福岡の鍼灸院おるき
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提携施設 脳梗塞リハビリステーション福岡
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