不通則痛について

こんにちは。
福岡の鍼灸院おるきスタッフ、田辺です。

お休みの日に少し暖かかったので、年末以来のプチ大掃除をしました。
排水口の奥の汚れを取りながら、身体も一緒だなぁと考えていました。

排水口やホースは身体に例えると血管にあたります。
身体の隅々にまで必要な酸素や栄養を届ける通り道である血管が詰まることで、心筋梗塞や脳梗塞などの重篤な病気や頭痛やめまい、疲労感などの不調などを発症してしまいます。

不通則痛とは?

東洋医学では「不通則痛(ふつうそくつう)」という言葉があり、文字通り通ざざれば即ち痛む、すなわち、気血水の流れが悪くなり体内に詰まりが生じると痛みが発生すると考えています。
また、「通則不痛(つうそくふつう)」
通ずればすなわち痛まず、気血水の流れがよければ痛みは起こらないと考えているのです。

人の健康を形成する三大要素

東洋医学では人の健康は「気・血・水」の三大要素で成り立っていると考えられています。

  • 「気」とは生命エネルギー
  • 「血」とは血液と栄養素
  • 「水」とは血液以外の体液です。

これらが正常に体内を循環することが健康の条件なのです。

治療ポイントである経穴(ツボ)に鍼を打つと、経絡上の悪い部位の気血水の流れが改善されて痛みが取れるのです。
「経絡」とはとは身体の皮膚表面に12本のルートが流れ、皮膚と体内の五臓六腑(すべての内臓)とをつなげるパイプであり、気血水を運行する通路と言われています。
鍼を打つと皮膚が赤くなる「フレアー現象」も気血水の流れが良くなっている証拠です。

凝り固まった筋肉に鍼を刺すと緊張した筋肉が緩み、血流が増加する事で発痛物質とともに流れが改善し、さまざまな痛みを軽減することができます。他にも、鍼の刺激によりリラックス効果、内臓の働きや自律神経の調子を整えるなど、身体に様々な良い反応が起こります。

鍼灸治療は多くの疾患に有効な治療法として、世界的にも認められています。
人間のもつ自然治癒力を引き出しながら病気を治す一方で、未病を治す力も優れている医学なのです。

血管を若々しく保つためには、食事や運動、睡眠などの生活習慣を整えることが基本となります。
鍼灸治療をプラスすることで自然治癒力を高め健康維持を取り組んでみませんか。
鍼灸院おるきにご相談ください。

福岡の鍼灸院おるき
福岡市西区今宿駅前1-3-28 今宿ホワイトマンション105

提携施設 脳梗塞リハビリステーション福岡
福岡市中央区天神3-3-7 天神応順ビル7階
お問い合わせはどちらも080-6457-6639までお気軽にどうぞ。

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当院のコンセプト

“大学病院で活躍した技術”をベースに、慰安的な施術や安易な電気治療ではなく、結果にこだわった治療を提供します。
“予防”と“生涯の健康”をテーマに、いくつになっても輝ける人生をサポートします。
あなたの目標に合わせた最適な改善方法を提案し、’’先生がいるだけで安心’’と思っていただける治療院を目指します。

当院のモットー

“身体の可能性”を限界まで引き出し、痛みのない身体づくりに貢献します。
痛みや痺れなどのお悩みを解消し、一生自分の足で歩きたい。
無駄な手術をしたくない。もっとスポーツを続けたいなどのあなたの目標達成をサポートします。

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