筋肉の不調は万病のもと

筋肉の不調がもたらす影響

こんにちは
福岡の鍼灸院おるき、スタッフの田辺です。

これまでのブログの中で、鍼灸治療の効果には硬くなった筋肉を緩めて、関節の痛みを取り除いているということをお伝えしてました。

関節周囲にある筋肉、骨、関節、靭帯などのさまざまな部位の要因によって「関節可動域の低下」「痛み」が発生します。
身近な肩こり・腰痛・膝痛などの多くは筋肉が硬くなったことが原因で起こっています。

同じような姿勢で作業を長時間行ったあとに動こうとすると、スムーズに身体が動かせない時ってありませんか?

これは筋肉の疲労によって緊張が高まり、柔軟性が著しく低下されることで起きています。
この場合、筋肉を動かせば血行がよくなるので、ある程度の時間が経てば改善することが多いでしょう。

ただし、同じような状況を繰り返すことで筋緊張が取れず、だんだん硬くなってしまうということも起こり得ます。

筋肉は硬いと筋肉内の血管を圧迫してしまい、その場所は血流不足になります。
筋肉を動かせば血行が良くなり、全身に栄養が行き渡りやすくなるので、筋肉が落ちづらくなります。

逆に、血行が悪くなると筋肉が落ちやすくなり、残りの筋肉で体を動かすことになります。
すると、身体を動かすのが億劫になり、ただでさえ少ない筋肉に負担がかかるため、筋肉が緊張して硬くなり、痛みを感じるようになります。
それによって、ますます筋肉が緊張して硬くなるという、悪循環を招いてしまいます。

筋肉が硬くなる原因

では、なぜ筋肉は硬くなるのでしょうか。

筋肉の中には筋節と呼ばれる「節」があり、その数を増減させる(細胞分裂する)ことで筋肉の長さを調整しています。
ストレッチなどで伸ばすと長くなり、伸ばされないままの状態が続くと短くなるという傾向があります。

なので、運動やストレッチをしないと、気づかないうちに筋肉の長さが徐々に短くなり、硬くなってしまいます。
さらに、使わない筋肉は少しずつ萎縮し、萎縮が起こると筋線維に隙間ができて、その隙間を埋めようと筋膜が分厚くなります。

この状態を「骨格筋の線維化」といい、線維の柔軟性は乏しいので、線維化が進むほど、筋肉の柔軟性は低下してしまうのです。

また、関節自体や靭帯、関節包などの組織が損傷してしまうと、痛みはなくなっても完全に元の状態に戻りきれず、癒着や組織の肥厚など何かしら変化が起きてしまい、身体が硬く動きにくくなってしまう場合があります。

このような原因の多くは、日常生活での行動にあります。

日常生活の中でできること

身体が硬いと感じる人は、まず生活スタイルを見直してみましょう。

仕事や勉強で同じ姿勢を続けることが多くありませんか?

普段から運動を心がけている人なら問題ありませんが、まったく運動しない人は筋肉が硬くなる一方といえるでしょう。

さらに、寒さや湿気など血行に影響する外的要因も柔軟性に大きく関わります。

身体を柔らかくするには、運動を行うしかありません。
運動も力を入れることだけでなく、伸ばす刺激・可動域を拡げることもしましょう。

そして、運動後の身体のケアが重要です。

ストレッチなどを行うことは、筋肉の疲労を改善することともに柔軟性の向上にも繋がります。
柔軟性を向上させるには静的ストレッチが効果的です。
このストレッチの効果を高めるためには、運動後や入浴後など、筋肉の温度が上がっているときに行うとよいでしょう。

自分に合った運動の仕方やストレッチ方法がわからない方、現在治療院を定期的に通っているが症状が改善しない方など、お困りの方、鍼灸院おるきへご相談ください。

福岡の鍼灸院おるき
福岡市西区今宿駅前1-3-28 今宿ホワイトマンション105

提携施設 脳梗塞リハビリステーション福岡
福岡市中央区天神3-3-7 天神応順ビル7階
お問い合わせはどちらも080-6457-6639までお気軽にどうぞ。

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