こんにちは
福岡の鍼灸院おるき、スタッフの田辺です。
前回、糖尿病について、何より食事と運動療法が大切であることをお話させていただきました。
糖尿病の方にとって運動は治療の基本ですが、糖尿病の方だけではなく、運動をすることで肥満や高血圧症などの生活習慣病の予防や、心筋梗塞、脳卒中、がん、うつ、認知症などの発症リスクも低下させる効果があるのです。
厚生労働省は「1回30分以上の運動を週2回以上実施し、1年以上継続している者」が、運動習慣のある者と定義しており、「健康日本21(第2次)」運動習慣者の割合目標に、20~64歳 男性36% 女性33% 65歳以上 男性58% 女性48%としています。
しかし現状では、運動の習慣のある者の割合は、男性37.8%、女性27.3%
年齢別の割合をみると、65歳以上で男性52.5%、女性38.0%
一方、20代で男性17.1%、女性8.3%と最も低い割合となっています。
厚生労働省の「健康日本21」取り組みとして、健康に日常生活を送ることのできる健康寿命を延ばすために、「運動や生活全体の中で身体を動かす時間を増やしましょう」と推進されています。
「健康寿命」とは、元気に自立して過ごせる期間のことをいいます。
私たちの寿命は延び続け、今では『人生90年』に手が届こうとしています。
しかし一方で、自立した生活を送れる期間「健康寿命」が、平均寿命より男性は約9年、女性は約12年も短いことが分かりました。
これは支援や介護を必要とするなど、健康上の問題で日常生活に制限がある期間が平均9〜12年もあるということです。
長い人生、いつまでも元気に過ごすためには、「健康寿命」を延ばすことが必要なのです。
健康のための一歩を踏み出してみましょう。
運動習慣をつけるポイント!
- 毎日10分多くからだを動かしてみる。
生活全体の中で身体を動かす時間を、今より10分多くからだを動かすだけで、健康寿命をのばせます。 - ウォーキングやラジオ体操。
ウォーキングやラジオ体操などの有酸素運動は、内臓脂肪が燃焼されやすくなり、内臓の働きも活発となりますのでおすすめです。 - 入浴後のストレッチ。
入浴後のストレッチは、筋肉をほぐし柔軟性を高め関節痛などを予防することができます。
間違ったストレッチは、お身体に負担をかけてしまいます。
ケガや関節痛に悩まされないためにも、ご自身にあった運動やストレッチを行うことが大切です。
運動するのが面倒、身体の状態をみてほしいなどお悩みの方、鍼灸院おるきにご相談ください。
福岡の鍼灸院おるき
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