皆さま、こんにちは。
福岡市の鍼灸院おるき、スタッフの土斐﨑です。
以前、五十肩のことをブログで書かせていただいたのですが、今回もう少し詳しく説明して行きたいと思います。
五十肩について
五十肩とは、正式には肩関節周囲炎と言います。
肩関節を取り巻く関節包や腱版に炎症が起こることで痛みが生じていると言われていますが、はっきりとした原因はわかっていません。
肩甲骨と上腕骨をつなぐ肩関節に痛みが生じやすく、腕を持ち上げる動作が困難。
特に腕を外側に回すような動作で痛みが強く生じます。
日常生活の動作でいうと、洋服の着替え、洗髪動作、髪を結ぶ動作、歯磨きなどが辛いとされることが多いです。
また、五十肩の特徴として、就寝時に痛みを感じる夜間痛と呼ばれる所見がでることがしばしばあります。
痛みで入眠が困難になったり、中途覚醒して眠り浅くなることがあり、日中の生活に支障をきたすことも少なくありません。
睡眠時に痛みが出る原因としては人によって様々ですが、肩関節の動きに関係する肩甲骨の構造が原因で痛みが出ることがあります。
この肩甲骨は体の後面にあり、体の曲線に沿って少し角度がついています。
平らな床で仰向けに寝ると肩の位置が重力で押し下げられます。
正常な状態だとこの程度の差異は問題ないですが、五十肩では収縮された筋肉が引き延ばされたり、肩が歪む力が加わることで負荷がかかり痛みの原因となることもあります。
眠る時に自身で出来る対策として、仰向けで眠る際には肩から腕の下にバスタオルなどを枕にして肩が落ちないようにする。
横向きで眠る方であれば、痛みのある方の肩を上にして眠ることなどが有効な場合があります。
痛みで睡眠の質が落ちると日中の生活の質も下がってしまいます。
まずは、整形外科での受診をお勧めしますが、痛みが改善しない、可動域が戻らないなど五十肩の症状でお悩みの際には是非一度お電話にてご相談ください。
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どうぞ、お気軽にご相談ください。