こんにちは。
福岡の鍼灸院おるき、スタッフの田辺です。
吸い玉（吸角療法）について
「吸い玉治療」「吸引治療」「抜罐（ばっかん）治療」「カッピング」
呼び方は様々ありますが、皆さんは受けたことがありますか？
近年では、美容業界ではデトックス効果として、スポーツ現場では筋膜リリースや疲労回復として行われています。
血液には、「酸素や栄養素を運ぶ働き」と「二酸化炭素や老廃物を回収する働き」があります。
しかし血流が滞ると、新鮮な酸素や栄養素が循環しにくくなり、その部分の細胞組織には二酸化炭素や老廃物が充満する傾向にあります。
東洋医学でいう「瘀血(おけつ)」と呼ばれ、血流が滞っている状態を指し、さまざまな不調を引き起こす原因となります。
吸角療法は治療法であり、身体の状態も知ることができる療法です。
血液の巡りが悪いと赤黒い紫暗色となり、色付いた皮膚がなかなか消えず長く残ります。
この皮膚の色調は個々人違いますので、お身体の状態を推測することができます。
瘀血は、痛みや凝り、その他多くの症状の原因となります。
このような方にオススメ！
- 肩こり、背中のこり
- 腰痛(筋・筋膜性腰痛)
- 頭痛、目の疲れ
- 冷え性
- むくみ
- 慢性疲労
- 自律神経の不調
- 高血圧
吸角療法は、血流促進、筋肉のコリをほぐす、痛みが緩和される、冷え対策、瘀血改善、代謝促進などが期待できます。
定期的に行うことで、血液の巡りが徐々に良くなり、症状が改善されます。
簡単にできる吸角療法ですが、お身体の状態を把握せず行うと、皮膚への負担で合併症が起こる危険もあります。
東洋医学に特化した国家資格をもつ鍼灸師にお任せください。
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