こんにちは!
鍼灸院おるき、院長の小野です。
昨夜、患者さんからこんなLINEが届きました。
『先生!先生が言ってた静的ストレッチ、やったら怪我の原因になるってテレビで言ってたんですけど!!!』
僕もちょうどテレビで見ていたので、嫁さんに『あ〜・・・この編集じゃストレッチしない人増えて、怪我人増えそうやね。』とつぶやいたところでした。
ストレッチの種類は2種類
ストレッチの種類は大きく分けて2種類あります。
テレビでも言っていた『静的ストレッチ』と、『動的ストレッチ』です。
それぞれ目的が違っていて、やるタイミングを間違えるとたしかに怪我の原因になってしまいます。
まず、『運動前』にやる『動的ストレッチ』
動的ストレッチは筋肉を温めたり血液を送ることで、運動する準備を整えさせるために行うストレッチです。
ここがテレビでは触れられていなかった部分ですね。
ストレッチをしないのが正解ではなく、動的ストレッチを『しなくてはいけません』。
次に、皆さんにいつもお伝えしている『静的ストレッチ』
これは、『運動後』にやるストレッチで、運動で強ばった身体をほぐしたり、関節の痛みなどを残さないようにするためのストレッチです。
静的ストレッチが怪我の原因になると言われていたのは、静的ストレッチはパワーを落とすという働きを持っているためですね。
いつも通りの感覚で動いた時に力が入らないため、怪我してしまいます。
皆様にお伝えしているストレッチは腰痛や膝痛を軽減させ、予防していくためのストレッチなので、行う時間帯は就寝前などで、しっかり時間をかけて行ってください。
テレビでもテロップでは『運動前にやる静的ストレッチは・・・』となっていましたので間違いではないのですが、『早めに行って一生懸命ストレッチしてたら怪我しまくってた・・・』という発言があり、若干わかりづらい編集でしたね。
部活生やアスリートは『早めに行って動的ストレッチ』をして、運動後はしっかり『静的ストレッチ』を行って帰ってください。
正しくストレッチを行って、怪我をしないスポーツライフを満喫してくださいね?
福岡の鍼灸院おるき
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提携施設
脳梗塞リハビリステーション福岡
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