皆さま、こんにちは。
福岡の鍼灸院おるき、スタッフの土斐﨑です。
前回に引き続き、今回も股関節の疾患について書いていきます。
今回は股関節臼蓋形成不全症についてです。
股関節臼蓋形成不全症とは?
股関節はちょうど足の付け根の部分で、寛骨という骨の「臼蓋」という受け皿のようなものに、足の大腿骨という骨の頭が収まるようにして形成されています。
股関節臼蓋形成不全では、寛骨部分の受け皿が必要な大きさよりも小さいなど、不完全な状態のためクッションの役割を果たす軟骨部分に負担がかかり、痛みを伴うようになります。
変形性股関節症と同様に、歩行時などに足の付け根辺りに痛みを感じることが多いです。
若いうちには軟骨の厚みがあるので気にならないという方もいますが、年を重ねて軟骨がすり減っていくことで痛みを感じ始める方もいらっしゃいます。
そのため、軟骨がすり減るのをなるべく避ける必要があります。
痛みが出始めると自身で改善していくのは困難ですが、痛みが出ないよう予防していくことは可能です。
例えば日常で出来ることだと、股関節は歩行時に体重の3倍ほどの負荷がかかるとも言われるため、体重をなるべく増やさないようにすること。
その他には、股関節周りの筋肉を鍛えて筋肉で支えれるようにすることや、女性であればピンヒールを避けることも股関節の負担を減らすのに有効です。
気をつけていたけど、股関節の痛みが出始めて辛い際には、是非一度「鍼灸院おるき」にご相談ください。
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どうぞ、お気軽にご相談ください。