こんにちは。
福岡の鍼灸院おるき、スタッフの田辺です。

変形性股関節症の症状は、股関節の痛みと股関節の機能障害です。
体重を支える重要な関節ですから、進行すると痛みが強くなり歩行に障害を生じます。
股関節痛の初期段階では、車の乗り降りやしゃがむ動作をすると、股関節前方に鋭い痛みを感じますが、普段の歩行では痛みを感じることはありません。
徐々に、日常生活では足の爪切りがやりにくくなったり、靴下が履きにくくなったり、正座が困難となります。

進行性の病気である変形性股関節症は、放っておいても良くなることはありません。
痛みが強くなってからでは、生活への影響もそれだけ大きくなるので、早期に治療を始め、症状をうまくコントロールしていくことが大切です。

股関節とは、両脚のつけ根にあり、骨盤と大腿骨（太腿の骨）を連結している関節です。
股関節は、軟骨と呼ばれる弾力のある組織で覆われており、衝撃を吸収したり、関節が動く時の摩擦を減らしたりすることで滑らかな動きができるようになります。

股関節周囲の筋肉の過緊張や萎縮、膝〜股関節の連携、腰〜股関節の連携がうまくいっていない方は股関節にインピンジメント（衝突）が起こります。
股関節周囲の筋肉の過緊張により関節の隙間が狭くなり、軟骨の擦り減りが進み、徐々に軟骨の下にあった骨が露出してくるようになると、直接、骨同士が擦れるようになって痛みが発生します。

変形性股関節症と診断されたことで、必要以上に安静を心がけてしまい筋力が低下し、関節が固まってしまう（拘縮）ことがないようにすることが大切です。
鍼灸治療を取り入れ痛みを除去し、適度な運動を行えるようにしましょう。
気になる症状がある時にはぜひ一度ご相談ください。

股関節、肩こりや腰痛、膝痛などでお悩みの方、鍼灸治療に興味のある方、身体の不調でお悩みの方、鍼灸院おるきにご相談ください。

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