七夕

こんにちは
福岡の鍼灸院おるき、スタッフの田辺です。

今日は七夕ですね。
織姫さまと彦星さまが天の川を渡って、1年に1度だけ出会える夜のこと。
この日は、短冊に願いごとを書いて笹に吊るし、夜空の星に願います。

さておき、伝統的な年中行事は、三月三日の桃の節句や五月五日の端午の節句など、奇数が重なった日に多くあります。
これは、節句が古代中国の「陰陽学説(陰陽論)」という思想に基づいて生まれたことに関係しています。

「陰陽論」というのは聞きなれない言葉かもしれませんが、東洋医学を学ぶ上で基礎であり最初に学ぶ中国古来の思想です。
もともとは太陽の日が当たる側と当たらない側を表し、農耕民族にとって大事な土地を知るための大事な思想であったともいわれています。
陰陽論とは、この宇宙に存在するすべての事柄は相対する陰と陽の2つに分けられるというものです。
陰陽論の思想では、奇数は縁起の良い「陽」、偶数は縁起の悪い「陰」と考えられています。
一月一日「元日(後に1月7日)」、三月三日「上巳(じょうし)」、五月五日「端午」、七月七日「七夕(しちせき)」、九月九日「重陽(ちょうよう)」の五節句は、「奇数が重なり大変めでたい日」とされていました。

奇数の文化は他にも、和歌の「五・七・五・七・七」、応援団の「三・三・七拍子」など日常にはたくさん存在しています。 

無論、陽と陰は無秩序に分けられているわけではなく、いくつかの法則に従って分類されます。
その法則によって陽と陰はお互いに依存し合い、抑制し合うことによって両者が相対的に安定した平衡状態を維持できるようになっています。
私たちの身体も陰陽バランスを保っています。
東洋医学では、このバランスが崩れると身体の不調があらわれます。

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