筋膜リリース

こんにちは
福岡の鍼灸院おるき、スタッフの田辺です。

筋膜リリースについて耳にする機会が増えました。

筋膜とは?
ストレッチとの違いとはなんでしょう?

筋膜リリースとは?

筋肉がスムーズに動くためには、筋膜の滑りの良さが必要です。
筋膜の委縮・癒着を引き離したり、こすったりすることで、正常な状態に戻し、筋膜を柔らかく滑りを良くすることを「筋膜リリース」と言います。

筋膜リリースの効果

筋膜リリースを行うことにより、筋肉の柔軟性を引き出し、関節の可動域を拡大します。
筋肉は筋繊維の束で構成されており、この筋繊維1本1本を包むのが筋膜です。
筋膜は、浅筋膜、深筋膜、筋外膜、筋周膜、筋内膜の5つでた構成されています。
筋膜には筋肉を保護する作用、筋収縮時の滑りを助ける作用、血管や神経、リンパ管を支えて通過させる機能があります。
筋膜とはどこか一部分を指すのではなく、全身に張り巡らされ、表層から深層まで立体的に包み込むため、組織を支える第二の骨格であるといわれています。

筋膜自身はコラーゲン線維と少量のエラスチン線維でできており、それらはお互いに協力し合って身体の形を整えたり、身体の動きに合わせて形を戻したりしています。
ボディスーツのような役割を果たし「体のかたちは筋膜がつくる」と言われるほど、全身に大きな影響をもたらします。

悪い姿勢や同じ姿勢を長時間続けたり、怪我を生じることで身体の一部に不必要な負担が加わり、姿勢も非対称になって筋膜が自由に動けなくなります。
筋膜に問題が生じると関節周囲に痛みを感じます。
筋力を出す時に筋肉が硬くなり、その筋肉の先端が腱となり関節付着部で痛みを感じさせます。
関節周囲の痛みは、実は関節に問題があるのではなく、筋膜に問題があることがとても多いのです。

筋膜リリースとストレッチの違い

筋膜リリースがストレッチなどと違うのは、広い面での圧迫を加え押しのばすことが大切です。
ストレッチでも筋膜をのばすことはできますが、筋膜は複雑に張り巡らされていて、横や斜め方向のしこりやねじれも多くあります。それをのばすには、点ではなく面で、あらゆる方向に圧をかけることが必要です。

ただし、痛いと感じたら負荷がかかりすぎ。
気持ちいいぐらいの感覚を目指しましょう。
自分の身体の硬い部分、伸びにくい部分を感じとり、ゆっくりと呼吸しながら行います。
解きほぐれるまでには時間を要するので、勢いをつけたり、無理に伸ばしたり、痛みを我慢しないように、痛みを出さないようにゆっくりと30秒のばしていきましょう。

筋膜のネットワークは、東洋医学でいう「経絡」のラインと一致している箇所も多く互いに関係しており、筋膜と経絡は繋がりがあると言われています。
鍼灸治療では、この経絡と解剖学的理論を用いて施術を行なっております。
セルフケアで身体をメンテナンスするのが難しい方、痛みがあり動かすことがツラい方など鍼灸院おるきへご相談ください。

福岡の鍼灸院おるき
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お問い合わせはどちらも080-6457-6639までお気軽にどうぞ。

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