こんにちは。
福岡の鍼灸院おるき、スタッフの田辺です。
近年では、医療資源の乏しいアフリカでもお灸が使用されています。
このお灸を広める活動はイギリスのチャリティ団体『モクサアフリカ(moxafrica)』が医療機関と連携して行っています。
きっかけとなったのは、結核に感染したウサギに、お灸をすえることで免疫力の増加がみられることを論文で発表した原志免太郎博士です。
原志免太郎博士の偉業に畏敬の念を抱くと同時に彼の意志を引き継ぎ、「結核治療におけるお灸の有効性」の追求、そして「世界から結核患者をなくすことが使命」として活動しています。
1993年のWHOによる結核非常事態宣言が発表された後も、この四半世紀で5,000万人以上の命を結核が奪い去りました。
そんな世界の現状に立ち向かうべく2008年、イギリスのチャリティ団体としてmoxafricaは発足されています。
日本で結核が最も猛威を振るったのは、大正から昭和初期です。
つねに死亡率のトップを占め、「国民病」「亡国病」として恐れられていました。
明治時代から昭和20年代までの長い間恐れられた結核も、国をあげて予防や治療に取り組み、死亡率は百分の一以下にまで激減。
しかし、1980年代になって、都市化の進展や高まん延であった時代に感染した人々が高齢化し発病するようになったこと、また近年は若年者を中心に患者が増加しています。
諸外国に比べてやや結核罹患率が高く、結核は今も日本の最大級の感染症です。
かつて日本では、灸治療は民間療法として広く普及していました。
昔からお灸を使い免疫力を高めたり、内臓機能を高めたりすることで、多くの人が健康を維持してきたのです。
お灸は日本人の健康の根底をなすツールです。
また、これからの未来にとっても身体を守る大切な道具のひとつになると考えられています。
鍼灸治療に興味のある方、身体の不調でお悩みの方、肩こりや腰痛、膝痛など関節痛でお悩みの方、鍼灸院おるきにご相談ください。
福岡の鍼灸院おるき
福岡市西区今宿駅前1-3-28 今宿ホワイトマンション105
提携施設 脳梗塞リハビリステーション福岡
福岡市中央区天神3-3-7 天神応順ビル7階
お問い合わせはどちらも080-6457-6639までお気軽にどうぞ。