こんにちは
福岡の鍼灸院おるき、スタッフの田辺です。
東洋医学では人の健康は「気・血・水」の三大要素で成り立つとの概念があり、このバランスがとれていると健康な状態が保たれていることになります。
逆に、量が不足したり、滞ってしまうと、バランスが崩れて不調や病気が起こってしまうのです。
「気・血・水」の不足や停滞の状態を簡単に6個に分類すると、
● 『気虚』
気が不足している状態。
気はエネルギー。
疲労を感じやすく、免疫力が低下して風邪などもひきやすく、食欲不振、軟便、下痢、冷え症などが起こりやすい。
● 『気滞』
気が停滞している状態。
イライラしたり落ち込みやすい、精神的に不安定になる、お腹が張る、ガスやげっぷが多くなるなどが起こりやすい。
● 『血虚』
血が不足している状態。
血は血液と栄養。肌や臓器に血が不足し、肌がカサカサで艶のない顔色になったり、めまい、立ちくらみ、抜け毛、目の疲れ、動悸など起こりやすい。
● 『瘀血(おけつ)』
血が停滞している状態。
血の巡りが悪く、顔や唇が暗くなったり、手足が冷える、頭痛、慢性的な肩こりなど関節痛、目の下にクマができやすいなどが起こりやすい。
● 『陰虚』
水が不足している状態。
水不足のため熱化しやすく、頬が赤みをおびやすく、寝汗、のどや目の乾き、便秘、耳鳴りなどがあらわれやすい。
● 『痰湿』
水が停滞している状態。
水分代謝が悪くなり、身体の重だるさやむくみ、頭が重いなどが起こりやすい。
「気・血・水」の状態が体質を決めるのでご自身の状態を確認してみましょう。
三大要素が各々に影響し合いながらバランスを取り健康を維持しています。
これらは、食事や生活習慣によって変化しますので、日々の食養生を気をつけたいですね。
福岡の鍼灸院おるき
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