痛い時にやるべきは『ストレッチ!』では、やってはダメなのは?
From:福岡市西区の鍼灸院おるき
皆さんはセルフケアの習慣はありますか?
『え〜!?セルフケアって、なんか聞くだけでめんどくさそうなんだけど・・・』と、初診の時に皆さん顔に出ていましたよ!笑
セルフケアは難しく考えてしまうと、『間違っちゃいけない』とか、『時間をかけてしっかりやらなきゃいけないこと』と考えてしまいますが、皆さん実は日頃からセルフケアをしています。
例えば、歯磨き!
これはやっていない人はいないですよね?
例えば、お風呂!
これも、日本人であれば毎日入浴の習慣がついています。
ほら、セルフケア、簡単です♪
ご飯を食べたら歯磨きを、汗をかいたらお風呂に入る、そんな感覚で『痛みが出たらストレッチ』
これを続けて欲しいんです。
小野も、中学生の頃にバレーボールで膝を悪くしたことがあり、今でもお手入れをサボると違和感が出てくることがあります。
『先生は身体がきつくなった時、自分に鍼を刺したりするの?』とよく聞かれますが、まずはストレッチを行っています。
さて、そんなわけで『痛みを改善させるための習慣』として『ストレッチ』を身につけて欲しいんですが、逆に『これだけはやっちゃダメ!』というセルフケアがあります。
それが、『筋力トレーニング』
『スクワット』や『腕立て伏せ』などが当てはまります。
その他にも、加減を間違えると『ウォーキング』『水泳』なども、筋力トレーニングと同じような弊害が出てきます。
これを言うと、『え!?リハビリで筋力トレーニングしてるけど?』とか、『テレビで健康のためにスクワットしなさいって言ってるじゃない!?』と言う方がいますが、まず鍼灸院に来た方の多くが病院での『筋トレリハビリ』の経験者です。
そこで良くならなかったから、鍼灸院に来たんですよね?
さらに、腰痛診療ガイドラインなど、整形外科疾患に対する各種ガイドラインでは、筋トレリハビリの効果が明らかにされています。
そこには『痛みスコアに変化はなかった』や『腰痛関連QOLのスコアが改善した』という記載があります。
要約すると、『痛みは変わらないけど、動ける身体は維持できますよ。』ということなんですね。
つまり、『痛みを改善させる目的では筋力トレーニングは意味をなさない』ってことなんです。
さらに、痛い時って力が入りづらくなりませんか?
痛みを感じている間は力が入らないため、筋力トレーニングをやっても筋力が付きづらいんです。
スポーツ選手は痛みがあっても運動を行い、『オーバーユース』という状態になっています。
そう、痛みがある時に筋トレをやると、めっちゃ故障します。
『いやいや、そんなこと言ってもリハビリでは絶対に筋トレ言われるし・・・』と言われることもあります。
ですが、『痛みには効果がでない』ってわかっている方法をどれだけ行っても、やっぱり効果って出ないんですよね。
大事なのは、今の目的に合っているかどうか?なんです。
どこも痛くない人には、筋力トレーニングは必要です。
でも、もし痛みを改善したくて困っているなら、しばらくの間はセルフケアでストレッチを頑張ってみてください!
改善している人は自分に必要なセルフケアをちゃんと選ぶことができます。
『今は痛みを改善させる時期だからストレッチを頑張ろう』
『痛みが無くなって、筋力を付けていく時期になったからスクワットを始めてみよう』
セルフケアは、あなたが毎日内容を決めることができます。
その内容に、小野が出した宿題を取り入れるも、入れないのも、あなたの選択次第です。
是非、今、データを使用せずに、感情だけで「そんな事言われても、これはやっておこう」
そして、もし、そんな事があれば、もう一度だけその考えが「
結果は身体でわかるはずです♪
大学病院の技術を地域に
鍼灸院おるき
福岡市西区今宿駅前1-3-28 今宿ホワイトマンション105
提携施設 脳梗塞リハビリステーション福岡
福岡市中央区天神3-3-7 天神応順ビル7階
お問い合わせはどちらも080-6457-6639までお気軽にどうぞ。