こんにちは
福岡の鍼灸院おるき、スタッフの田辺です。

湿度の高い不快な梅雨の季節になると「身体がだるくて重い…」「肩こりがひどくなる…」「頭が重たい…」「むくみやすい…」といった、 病院に行くほどでもないけど何となく辛い不調症状でお悩みの方が増えてきます。
ある調査では、女性の6割が梅雨時期に不調を感じると報告されています。

身体の重たい感じって嫌ですよね。
スッキリしたい！って思った時にセルフケアで行っているのが、吸玉療法（カッピング）です。
自身のコンディションを保つのに気軽に使ってます。
時には何も考えず、ここへん辛いから吸っておこうと、身体のあちこちをしゅぽしゅぽ吸引してます。
鍼灸師になる前に韓国旅行で友人が購入したことから始まり、今では治療する側となりました。
当院では、患者さんのお身体を評価したうえで使用しています。
患者さんの反応もよく、施術後の身体の軽さを実感頂いてます。
カップを外したときの身体の開放感や何とも言えない心地よさにハマっている方も。

吸玉療法（カッピング）は、古来より東洋でも西洋でも幅広く行われてきた伝統療法であり、その歴史はなんと紀元前3000年前からとされています。
江戸時代までは日本でも盛んに行われていましたが、明治維新のあと西洋医学の発展により、吸玉療法が行われる機会は徐々に少なくなっていきました。
最近ではアスリートやセレブの方が、健康維持や怪我からの回復を早めるために使用している事から、再注目されています。
背中などにガラスやプラスチック素材の吸玉カップを乗せて吸引し、カップの内部を一時的に真空状態（陰圧の状態）にして肌に吸着させることで皮下組織や血管に刺激を与え、血行改善・血行促進の効果があるとされています。
※詳細は過去のブログ参照ください。

吸玉療法（カッピング）は、首・肩こり、全身の疲れや重だるさ、疲労回復、ストレス解消など症状を緩和するのに効果的です。
簡易的なアイテムが市販されており、自宅でも可能です。
ただ、背中や肩甲骨のカッピングは誰かの手を借りる必要があったり、華奢な人は吸玉カップが取れやすく、うまく扱えないことも多いです。
しっかりとした吸引力で効果を実感するには、鍼灸院での治療をおすすめします。
鍼灸治療と組み合わせることで、お悩みにより効果的にアプローチすることができると思います。
鍼灸院おるきにご相談ください。