2019年もいよいよあと数時間となりました。
患者さまの皆さま、このブログをご覧くださっている方々はどのような年でしたでしょうか?
当院と出会って、少しでも良い一年になったのであればとても幸せに思います。
さて、せっかくの大晦日ですので2019年を振り返って行きたいと思います。
1月、開院から満2年を迎え、1年間の目標を立てました。
この時立てた目標は
- セミナーで3回講師を務める
- 企業からセミナー講師依頼が来るレベルまで高める
- 月間目標施術人数
の3つでしたが、おかげさまで全てクリアすることができました。
2月と3月、この2ヶ月間は日々の業務にひたすら追われて、あんまりやりたいことが出来なかった2ヶ月間だったように思います。
4月、海外で活躍されている鍼灸師の先生と食事に行き技術を共有させていただきました。
海外では公衆衛生が整備されておらず、結核など日本では耳にしなくなった病気が蔓延している地域があります。
その地域では、ある種の抗生物質が効かない薬剤耐性菌や複数の抗生物質が効かない超薬剤耐性菌、この世にある全ての薬が効かない超薬剤耐性菌の上を行く結核菌までいるそうです。
そういう地域で、お灸という道具で結核と戦っている日本人の方と、この時には飲ませていただきました。
(その功績で、ウガンダの大統領から表彰されているんですよ!)
そして7月、この時期から小野は相当忙しく働かせていただきました。
まずはセイリンさん(鍼の製造メーカーで、一番大きいメーカーさん)からセミナーのご依頼をいただきました。
内容は、当院が技術として提供しているM-Testを、鍼灸師、医師の先生方に対してレクチャーして欲しいというものでした。
ご依頼は快諾させていただき、年内の実現目指して準備をしておりました。
7月の終わりには天神にある脳梗塞リハビリステーション福岡さんから、業務提携のご依頼をいただきました。
当院が提供している技術の一つである山元式新頭鍼療法(YNSA®︎)は脳梗塞、脳卒中の後遺症で悩んでいる方が治療の選択肢として選ぶことが多い治療法です。
YNSAは習得にコツがいるため、福岡で行なっている鍼灸院はあまり見かけませんが、脳梗塞リハビリステーション福岡さんがこの技術を評価された結果、当院に白羽の矢が立った形です。
このコラボは当院の患者さまからいただいたご縁でもあったため、できるだけ早い実現をとのことで8月のお盆明けからスタートしました。
9月には、10月末に行った五十肩セミナー、脳梗塞リハビリフォーラムでの講演などのご依頼をいただき、それに向けて準備が忙しい月でした。
10月、五十肩セミナーと脳梗塞リハビリフォーラムでの講師を務めさせていただき、日々の診療も今年一番の激務でなかなか充実した1ヶ月を過ごさせていただきました。
この時、スタッフを増やそうと心に誓いました。
11月、スタッフ増員のため色々な準備を行いました。
12月、セイリンさん主催のセミナーで講師を担当させていただきました。
熱心な先生方が大勢受講してくださり、今後も色々と仕事に繋がりそうなお話もいくつかいただきました。
今年1年、日々の施術以外の部分でお仕事をいただける機会が随分増えてきたように思います。
鍼灸院おるきを開院した時に思い描いていた、『治療、教育、研究をしっかり行える治療院』がかなり近づいてきたように思います。
新年もしっかり、目標を持って毎日生きてまいりますので、2020年も鍼灸院おるきをよろしくお願いいたします。