こんにちは!
福岡市西区の鍼灸院おるきの小野です。
今日は昨日ご来院のあっためまいの患者さんについて。
なんと、紹介で東区から来てくださいました!
だんだん有名になってきて嬉しいですね!
めまいについて。
さて、皆さんはめまいってどんなイメージです?
どこにかかったら良いかよくわからないという患者さんも多いめまいですが、基本的には耳鼻科か脳外科になるかと思います。
MRIやエコーの検査で、脳に問題がないか確認することは大切ですからね!
そしてしっかり検査をしても『何も問題がない!』と診断されると、患者さんは困ってしまいます。
あとは原因不明と言われているメニエール病とか、良性発作性頭位めまい症とかですかね?
これらの病気の診断を受けると、『とりあえずは薬は飲んでみるけど、改善は実感できないかも・・・』という患者さんが多く、改善を諦める人も出てきてしまいます。
めまい=鍼灸。
それと、めまい=鍼灸っていうイメージを持っている人も少ないので、なかなか改善する治療に行き当たらないという人は多いですね。
さて、昨日の患者さんは脳外科では異常がなく、整形外科では『ストレートネックが原因』と言われて『運動しなさい!』と言われたようです。
夜、眠れなかったり首が痛いなんて症状もあったためでしょうが、もらった湿布や薬でめまいが改善しなかったため、かなり悩んでいました。
鍼灸院も行ったそうなんですが・・・そちらでは原因は突き止められず、鍼灸治療はしなかったそうです。
めまいに関わらずなのですが、症状が改善する可能性があるかどうかを計る簡単な基準があります。
それは、調子の良し悪しがあるかどうか。
調子に良し悪しがある人は、少なくとも身体の中で何かしら変化が起こっているはずです。
お天気や疲れた時などにわかりやすいですね。
この時に身体で起こっている変化をしっかり分析できれば、症状はほぼ確実に改善します。
が、間違った判断をすると治るわけがありませんよね。
誤診ということになるので、治りません。
例えば、めまいで多くの人がされる診断が三半規管の中に石があって、それが動くせいでめまいが出ていると言われています。
他にも、今回のようにストレートネックと言われたり、最近ではスマホ首と言われたりします。
が、例えばお天気で症状が変わる人。
晴れの日に調子が良くて、雨の日や雨の前日に調子が悪いという人が多いのですが、あなた達の頚椎はお天気によってまっすぐ度合いが変わるのですか?
晴れの日は三半規管の中の石が転がらないのに、雨が近づくと転がり始めるのです?
さすがにそんなことはないでしょう。
結論から言うと、雨の前後で調子が変わるのは自律神経系か筋肉の問題になります。
特に、筋肉が硬くなることで色々な問題が引き起こされます。
今回の患者さんでは、ふくらはぎに原因がありました。
ふくらはぎの柔軟性が落ち、背中全体の筋肉が緊張していることで頚椎に負担がかかっていたということになります。
この症状の原因は人によって違うので、そこを見極める必要がありますね。
アキレス腱のストレッチでめまいの7割が改善。
その後、上肢や首を少しさわったら9割以上めまいが改善しました。
今週末に忙しい用事があるとのことで、改善できてよかったです。
今回は東区からきていただいためまいの患者さんについてご紹介しました。
有名になると困っている人をいっぱい助けることができそうです。
そういう意味では、知名度をガンガン上げていくのって大切ですね。
これからも頑張っていきたいと思います(^^)