鍼灸院おるきの股関節メソッドについて

こんにちは!

股関節の痛みで相談があるとテンションの上がる福岡市の治療院、鍼灸院おるきです。

さて、先日見学に来られた先生から嬉しいLINEメッセージがありました。

この先生は股関節の痛みで困っている患者さんを抱えていたんですが、多少の改善はあるもののなかなか満足いく結果まで導けなかった先生です。

最近では、自分の技術に疑問を持たず

「この程度しか良くならないものなのだ」

と決めちゃっている先生が多いんですが、

「もっと改善できるはずなのに!」

と勉強する先生は少なくなっています。

なので、学びの姿勢というのは素晴らしいです。
小野も、見習わないといけません。

このような先生に出会った患者さんは幸せですね(^^)

股関節の痛みが改善したとお喜びのメッセージ

 

小野は所属しているケア・ワークモデル研究会でM-Testのセミナーを担当している関係上、会員の先生以外には治療の解説ができません(見学は受け入れています)。

ただ、今回の見学の中ではM-Testの技法とは関係ない部分でお伝えできる内容がありましたので、解剖学の教科書には掲載されていない関節の運動や、関節の連動性(運動連鎖の一部)、その際のアプローチ、治し方をたった一つお伝えしました。

それだけでもこのような結果が出たというのは、股関節の痛みで悩んでいる患者様にとって朗報だと思います。

鍼灸院おるきの股関節の治療は、しっかり身体の評価をするところから始まります。

股関節の病気や股関節の痛みがあるからといって、股関節だけが悪くなっているとは限りません。

例えば、膝関節の可動域が低下して股関節に過負荷がかかって痛みにつながっている人もいます。

こういう人は、膝にも負担が来るので階段の上り下りや車の乗り降り、長時間の歩行などが苦手です。

お尻の筋肉を使いすぎることで症状につながっている人もいます。

背骨の動きが悪くなって動きに不具合が出ている人だっているんです。

股関節単独の問題で痛みが出ているという人は少ないです。

それと、「生まれつき〇〇が悪い。」と言われている患者さんがいます。

  • 臼蓋形成不全
  • 先天性股関節脱臼

の診断を受けている人のほとんどがこれに当たります。

しかし、この診断を受けている人、考えてみてください。

生まれつきずっと悪かったのなら、生まれてから今までずっと同じように痛みを感じていましたか?

10代、20代の頃、股関節に今のような痛みがありましたか?

もし痛みがなかったのなら、それは生まれつきの問題ではありません。

確かに臼蓋が浅いとかという問題はあるかもしれません。

ですが、臼蓋が多少浅かろうがこれまで痛みはなかったんですよね?

生まれつき問題を抱えていたのなら、骨の形は同じです。

あとは言わなくてもわかりますよね?

 

患者さんも医師を含めた治療家も、見た目上の問題に囚われ過ぎです。

もっと柔軟に物事を考えましょうよ。

 

あと、軟骨がすり減って痛みが出ているというのもナシです。

軟骨には痛点がありません。

擦れても、痛みは感じません。

完全に別の要因です。

 

こういう基本的な解剖学と生理学の理解が深まっていくと、股関節の痛みに悩む患者さんはいなくなるのになって思います。

治療家さんも、日々の臨床に向き合っていったらもっと患者さんから学ばせてもらうことってあると思いますし、まだ経験が浅い先生は勉強会に出かけていけば何かしら得るものってあると思うんです。

福岡市や糸島市で股関節の痛みに悩んでいる人、臼蓋形成不全、先天性股関節脱臼と診断された人は福岡県、熊本県、佐賀県、長崎県ならまぁ、近いと思います。
是非、ご相談くださいね。

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