こんにちは
福岡の鍼灸院おるき、スタッフの田辺です。
頸動脈狭窄症とは、動脈硬化により頸動脈が狭窄し脳血流が低下する疾患です。
一過性脳虚血発作(TIA)や脳梗塞の危険因子であり、状態に応じて適切な治療・観察が必要な疾患です。
脳梗塞のタイプは様々なものがありますが、頸動脈狭窄症によるものは、アテローム性脳梗塞を繰り返して起こす可能性が高いと言えます。
脳ドックなどで無症候性の頸動脈狭窄が発見される機会が増えました。
脳ドックでは、MRI・MRAや頸部超音波検査(頸動脈エコー)の画像診断など検査を行います。
なかでも、頸動脈エコーは、簡便で無侵襲かつリアルタイムに画像と機能の両方を併せて評価できる検査法として,動脈硬化の評価に活用されています。
脳梗塞や脳出血などの脳血管障害は、急に発症することが多い怖い病気ですが、事前に脳血管異常や動脈硬化を示唆する所見があれば、早めに治療を行い予防ができる病気でもあります。
脳卒中などの脳血管障害は、悪性新生物、心疾患に次いで日本の死亡率で第3位であり、介護が必要となった原因の第1位となっています。
高齢化社会や生活習慣病により、その患者数は増加しており、若年層にも脳血管疾患が増えています。
発病すると介護が必要となってしまうような様々な後遺症を引き起こし、日常生活に支障をきたしてしまいます。
危険因子としては、年齢、男性、高血圧、糖尿病、脂質異常、喫煙、心房細動、大量飲酒などです。
発症予防、再発予防ともに高血圧のコントロールが最も重要と考えられています。
福岡の鍼灸院おるき
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