100歳になっても自分の人生を追求したいあなたへ
鍼灸治療の本分は予防です。
関節は年齢と共に衰えますが、運動やライフスタイルに気をつけることでいくつになっても10代の頃と同じような筋肉の柔軟性を保ち、元気で健康に過ごすことができます。
しかし、今の日本でそれを実現することは非常に難しくなっています。
日本は世界一の長寿国!しかし・・・
日本は世界一の長寿国として有名ですよね。
しかし、健康寿命はそうではありません。
2013年の時点では、日本の平均寿命は男性で80歳、女性で86歳でした。
それに対して、健康寿命は男性で71歳、女性で74歳です。
寝たきりになり、介護を必要とする期間が男性で9年、女性で13年もある寝たきり大国なのです。
厚生労働省も警鐘を鳴らしていますが、日本の高齢者の服薬量は異常です。
世界の薬の40%が日本で流通していると言われているほど、日本人は薬に頼る生活をしています。
その結果が、寝たきり大国日本という結果になりました。
100歳まで自分の足で歩くために
100歳まで自分の足で歩き、元気に過ごすためにはライフスタイルが重要です。
厚生労働省は『1に運動、2に栄養、しっかり禁煙、最後に薬』という標語を掲げていますが、これは健康で長生きするための秘訣です。
しかし、多くの方が『1に運動』を勘違いしています。
あなたは、このようなことを思ったことがありませんか?
- 運動は歩けば良いと思っている。
- 多少身体が痛くても、運動をすれば痛みが取れる
- 身体が痛いのは運動不足だからだ
この考え方でむやみに運動をしても、身体は健康に近づきません。
実は、運動には2種類あります。
運動の種類ー身体を鍛える運動と身体を休める運動ー
運動には、身体を鍛えて強くしていく運動と、身体を休めて痛みの出ない身体を作るための運動があります。
鍛える運動は簡単にわかるので割愛します。
休める運動。
ヨガやストレッチといった、時間をかけて身体をほぐし、関節に負担をかけない身体つくりをする運動がそれにあたります。
性質上、鍼灸治療や整体などの治療テクニックもこれに当てはまると思います。
関節をまたいでいる筋肉の柔軟性を高め、関節や軟骨に負担をかけない身体を作り上げることで、いくつになっても痛みで悩まされない身体が出来上がります。
当院は研究機関の協力のもと、関節の連動性や筋肉の運動をしっかり研究してきました。
その研究をもとに、関節の連動性を高め、痛みのない人生のサポートができるようになりました。
痛みは身体が発する危険信号です。
身体のどこかに負担がかかり、そのままの状態が続けば負担を引き受けた部分が破壊されると悲鳴を上げている状態です。
痛みは改善しなければいけませんし、改善したとしたら二度と身体が痛む状態を作ってはいけません。
当院では、いくつになっても身体のコンディションを理想の状態に保ち、いくつになっても自分のやりたいことをやれる身体づくりを応援しています。