関節リウマチの鍼灸治療
関節リウマチに対して鍼灸治療は選択される治療方法の一つです。
世界保健機構(WHO)でも関節リウマチに対する治療効果が認められていますが、日本でも医師の同意書さえあれば健康保険での受診が可能など、鍼灸に対して保険での受診が難しい我が国でもその効果が認められています。
(※当院では施術時間、治療品質維持のため取り扱いには条件があります。)
関節リウマチは体内で炎症が起きており、関節や関節周囲の軟骨が破壊されるという病気です。
鍼灸では、痛みがある関節周囲の筋肉の緊張を和らげたり、硬くこわばっている組織の周りをお灸などの温熱刺激で温めることによって血流を良くし、痛みの緩和を目指していきます。
痛みがある関節部分には何らかの原因で負担が生じています。
筋肉の緊張が強かったり、腱組織が弾力を失っていると、関節部分への負荷は強くなります。
血液検査でリウマチ因子の数値が高く出ていないリウマチのケースでは、こうした筋肉・腱組織からくる関節の負担を取り除いたり、組織の血流を改善することで症状が改善する場合が多く、早期の日常生活の質の改善が実現できます。
関節リウマチとM-Test
関節リウマチに対してM-Testは有効な治療法の一つです。
M-Testは東洋医学の知恵である‘経絡’を引き延ばす動きを指標に、身体を総合的に評価する仕組みが作られています。
この‘経絡’ですが、近年注目され始めた筋膜やfaciaといった西洋医学で新しく取り入れられ始めた概念と同じ役割なのではないか?ということがわかってきました。
M-Testではこの経絡を、身体の動きの評価と組み合わせて身体の動きを‘見える化’していきます。
関節リウマチの患者さんでは、関節の動きを評価することがとても重要になります。
痛みを抱えている関節単独の動きや、筋肉、関節の連携である運動連鎖を評価することで多関節の連動をM-Testで評価し、関節面への負担を軽減させるために一番効果的なツボや筋肉に施術を行います。
痛い動きを確認し、痛い動きを痛くない動きに変えて行くことで関節の負担を減らします。
どのような動きを行なっても痛みが出ない状態が作り出せれば、関節や軟骨への負担を最大限軽減することが可能です。
福岡・糸島で関節リウマチに悩まれている方、病院に行ってもなかなか改善が見られないという方は、当院にご相談くださいね。
YNSAを使った関節リウマチの改善はこちらをご参照ください。
鍼灸院おるき
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