人体実験と漢方薬

こんにちは。

福岡の鍼灸院おるき、スタッフの田辺です。

世界で初めて麻酔による外科手術が行われたのは、実は日本なんです。

華岡青洲は、世界で初めて全身麻酔による乳癌手術に成功した外科医です。

3年間医学を学んだ後、帰郷して父の跡を継ぎ、診療に取り組む傍ら麻酔薬「通仙散」の開発研究に打ち込みます。通仙散は、チョウセンアサガオとも呼ばれる、曼荼羅華(まんだらげ)を主成分として、十種類以上の薬草を使って作られたもの。幾度かの動物実験を経て、通仙散の安全性が確かめられました。

次に人間で試すにはどうすべきかと考えていた青洲の気持ちを察し、母と妻2人は、自ら実験台になることを申し出ます。実験中に、薬の副作用で母親は死亡し、妻が失明するという犠牲を払いながら、約20年の歳月をかけ、麻酔薬「通仙散」は完成。

そして、60歳の乳がん患者に対し、青洲は世界初の全身麻酔下の乳癌摘出手術に成功することとなります。その後多くの乳がん患者に同様の手術を行っています。彼の行った乳がん手術をまとめた、「乳巌姓名録(にゅうがんせいめいろく)」によると、手術した患者数は実に152人。そのうち33名の術後の経過が記されています。

「漢方」とは日本で独自に発達した伝統医学です。

よく中医学と混同されますが、5~6世紀頃中国から伝来した後、日本の風土・気候や日本人の体質にあわせて独自の発展を遂げ、わが国の伝統医学となりました。従って、漢方はわが国の造語であり、国際的には、Kampo Medicine はTraditional Japanese Medicine を意味します。

漢方・鍼灸は、人の身体を全体的にとらえ一人一人に合わせた処方・治療を行います。自然治癒力を最大限に発揮させることで症状を取り除き、本来の健康を取り戻せるようにします。腰痛や肩こり、膝痛、股関節痛などでお悩みの方、鍼灸治療に興味のある方、身体の不調でお悩みの方、鍼灸院おるきにご相談ください。

福岡の鍼灸院おるき
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提携施設 脳梗塞リハビリステーション福岡
福岡市中央区天神3-3-7 天神応順ビル7階
お問い合わせはどちらも080-6457-6639までお気軽にどうぞ。

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当院のコンセプト

“大学病院で活躍した技術”をベースに、慰安的な施術や安易な電気治療ではなく、結果にこだわった治療を提供します。
“予防”と“生涯の健康”をテーマに、いくつになっても輝ける人生をサポートします。
あなたの目標に合わせた最適な改善方法を提案し、’’先生がいるだけで安心’’と思っていただける治療院を目指します。

当院のモットー

“身体の可能性”を限界まで引き出し、痛みのない身体づくりに貢献します。
痛みや痺れなどのお悩みを解消し、一生自分の足で歩きたい。
無駄な手術をしたくない。もっとスポーツを続けたいなどのあなたの目標達成をサポートします。

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