こんにちは!
福岡市の鍼灸院おるきの小野です。
今日は熊本から患者様が来てくださいました。
25年ずっとヘルニアで腰が痛かったとのこと。
ヘルニアなどの慢性痛って、治療に対しては一つの説があります。
それは、脳が痛みを覚えているから痛いということ。
そういう人も一定数はいるとは思うんですが、最近は何でもかんでも脳のせいにされる傾向が強すぎると思います。
今回の患者様も治療後は『こんなに軽い状態になるって思ってもみなかったです!』って感激してくれました。
僕には筋肉を緩める技術しかないので、僕の治療で良くなるならだいたい筋肉の問題です。
どこか凝っていたり、それが原因で関節の連動性が落ちていたりして無理をする関節が出て来る。
それが痛みの原因になったりします。
脳をどうこうできるワケじゃありません!
そもそも、慢性痛=脳って何で断定できるんです?
骨や神経以外にも人間の構造っていっぱいあります。
筋肉、血管、軟部組織、皮膚など。
これらの機能や問題を全部無視して、慢性痛=脳って言っちゃう。
手術などでヘルニアの塊を取った=腰の神経の問題は解決したのに脳波を測ったら痛みを感じる神経伝達物質を出していた。=脳が痛みを覚えている
ってことでしょ?
でも、神経以外から来る原因で本当に痛みが出る状態に身体がなっていたら、それは痛みが出ますよね?
例えば、筋肉に問題があった場合、ある条件下で関節内の圧力が高まって負担になっていた場合なんかは当然身体はストレスを感じるし、神経伝達物質を放出するし、それを感知した脳は痛みを感じます。
脳が〜って逃げていたら、ちゃんとした原因にたどりつけるワケがない。
ヘルニアでの手術はあんまり行われなくなってきていますが、それも手術後長期間での結果があんまりよろしくないからですよね。
機械を使わない検査や治療でもしっかり効果を上げられるものはあるんです。
僕にできることは、それをちょっとずつ広めて行くことですね。
さて、今日もラスト頑張ります!
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