こんにちは
福岡の鍼灸院おるき、スタッフの田辺です。
低周波鍼通電療法(鍼通電)とは鍼に電気を流していく治療です。
刺入した鍼にクリップを付け電気を流すことで、自分の意思とは無関係に筋肉収縮を引き起こし、筋肉の血流改善や過緊張の軽減などを目的に使用されています。
鍼通電でも用いられている「電気を用いた刺激」はいつ頃から行われているのでしょうか?
かなり古い時代から電気による治療行為は行われていた可能性があります。
エジプトの壁画には「電気なまず」が描かれていたり、文字としても「シビレエイ」が出てきます。
紀元1世紀前半ごろのローマの医師は、黒シビレエイの電気刺激を使って、痛風や頭痛、他の病気の鎮痛のために利用していたようです。
治療法は、「痛風の痛みが始まったら、生きた黒シビレエイを海岸の波打ち際において、その上に立ち、しびれが膝までおよぶのを待つ。」
「慢性の耐え難い頭痛があるときには、痛みを感じる場所に生きた黒シビレエイをおき、痛みが消えるのを待つ」
古代のひとの知恵と発想には驚かされます。
日本においては江戸時代に平賀源内がエレキテルを用いて、痛みの治療を行っています。
エレキテルとは、摩擦を利用した静電気の発生装置で、日本初の発電器(摩擦静電気・静電気発生装置)です。
平賀源内は多芸多才な賢人ですが、土用の丑の日「鰻」を食べる習慣を作ったことでも有名ですね。
今年の夏の土用期間はまだ少し先です。
梅雨らしい天気がしばらく続きますが、雨が降る前日くらいから、特に女性では身体の不調を訴えられる方が増えます。
最近ではぎっくり腰の患者さんも続いてるように感じます。
うなぎを食べて英気を養いたいところですね。
鍼通電に興味をお持ちの方、スポーツ疾患でお悩みの方、肩こりや腰痛などの関節痛などでお悩みの方鍼灸院おるきにご相談ください。
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