こんにちは。
福岡の鍼灸院おるき、スタッフの田辺です。
頻度としては非常に少ない特殊な頭痛のため、認知度も低い傾向にあり、周囲の理解がなかなか得られないという患者さんも少なくありません。
しかし、慢性頭痛の中でも極めて痛みが強く、人生最悪の激痛が周期的に襲ってくるため、自殺頭痛という別名もある頭痛です。
群発頭痛は、片側の目の奥がえぐられるような激痛が特徴的です。
頭痛発作の時に流涙、結膜充血、鼻みず、鼻づまりなど伴うことが多く、深夜に起こりやすいのも特徴的です。
クモ膜下出血や片頭痛などでは頭痛のため身動きが出来ませんが、群発頭痛では激痛のためにのたうちまわる(動き回る)、頭をたたくなど発作時は落ち着きがなく、興奮状態を伴います。
20〜40歳代の男性に発症することが多く、飲酒やタバコなどが発作の誘因です。
原因は明らかになっていませんが、視床下部が発生源ともいわれています。
発作が始まると毎日のように出現しますが、寛解期になると数ヶ月〜数年はアルコールなどで発作が誘発することもありません。
これまで経験したことのないような痛みがある頭痛や高熱を伴う頭痛、意識を失ったり、手足の麻痺があったりする頭痛の場合は、特に注意が必要です。
くも膜下出血や硬膜下血腫など、脳や神経系の病気が隠れている可能性があります。
早めに専門医を受診しましょう。
福岡の鍼灸院おるき
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