こんにちは!
福岡市の鍼灸院おるきの小野です。
今日は中学生・高校生など成長期の学生のスポーツ障害とスポーツコンディショニングについてお話します。
が、その前に、先日診た中学生のお母さんから嬉しいメールをいただきました!
今日、部活に行って走ってみて感動して帰って来ました笑
フォームがブレず、疲れず、足が軽く、怪我する前の感覚で走れたのは久しぶりだったようで、とても喜んでいます!
ありがとうございます!
学生に限らずですが、より上を目指すアスリートにとって試合で高いパフォーマンスを発揮できなければ上には行けません。
しかし、強度の高い運動は常に怪我と隣り合わせです。
スポーツ障害にならないために、万が一スポーツ障害になってしまっても、より高いレベルで活躍するためには質の良いスポーツコンディショニングが大切になります。
スポーツ障害から早く復帰するためには、現在の状態を正確に把握する必要があります。
怪我をした後、『安静』や『運動禁止』だけ行うのは簡単なことですが、『安静状態』と『患部に負担がかからない状態』は違います。
先日のサッカー少年の件もそうですが、安静に入る前に患部への負担を取り除いていないと、怪我からの復帰が遅れるだけでなく、復帰しても痛みや違和感が残ったり、調子が上がらず満足なパフォーマンスが発揮できないことが多々あります。
怪我からの復帰が遅れたり、完治しない例としては、
- 腰椎すべり症・分離症後に腰の骨がくっつかない
- 半月板損傷後に半月板が回復しない
- レントゲン像など見かけの状態は回復したが、痛みが残っている
- 違和感が残って怪我前の調子に戻らない
などを良く聞きます。
腰椎すべり症・分離症で良く聞く話では、
- コルセットなどを装着して運動をせずに安静にしていた
- リハビリを兼ねて体幹トレーニングをしていた
などです。
サッカー少年の半月板損傷の例では、
- とにかく身体を動かさず、安静にしていた
- 整体の先生の言うままに改善の実感がないまま通い続けていた
などです。
いずれにしても、実際に損傷が起きた箇所への負担を取り除かないまま、ただ安静にしていたということが状態が改善しなかった原因になっています。
この、『損傷箇所への負担を取り除く』ことができないと、どれだけ安静にしても損傷箇所に負荷がかかり続けることになるため改善することが難しくなります。
スポーツ障害から早く復帰するためにはこの、損傷箇所への負担を治療で的確に取り除く必要があります。
それが当院の方法であれば嬉しいですが、受け手にとってこの判定は簡単ですので参考にしてみてください。
それは、『治療を受けた後、驚くほど痛みが(ほとんど)ない』です。
痛みは身体からの危険信号。
この痛みが取り除けているなら、損傷箇所への負担が減った(なくなった)状態を作り出せたと考えて良いでしょう。
その状態が作れたなら痛みのない範囲でなら競技してもほとんど問題ありませんし、安静にしていたらもっと改善が早くなるでしょう。
スポーツコンディショニングも同様です。
まずは身体の負担を取り除き身体が理想の状態で動くことが第一で、その状態で練習を積むことでどんどんパフォーマンスは上がります。
正しいスポーツコンディショニングは怪我の予防にもなるスポーツ選手には必須の項目です。
学生の頃からコンディショニングのコツを理解し、怪我のない競技生活を送ってください。
スポーツ障害でお悩みの方は福岡市西区、福岡市中央区の鍼灸院おるきにご相談くださいね!