お灸と結核〜世界で難病と闘う日本人〜

■目次
1. アフリカの大地で、お灸を使って人々を救い続けている日本人
2. 結核は過去の病気?
3. お灸が免疫を高めることを発見した福岡の医師、原先生
4. 伊田屋先生との再会を記念したチャリティー企画

アフリカの大地で、お灸を使って人々を救い続けている日本人

今日は一人の偉大な鍼灸師を紹介させてください。
 
彼女の名前は伊田屋幸子。
 
アメリカで鍼灸師を取得しイギリスに在住している日本人です。
 
彼女は、モクサアフリカというイギリスのチャリティー団体の理事をしています。
 
活動は主に、結核とHIVに罹患した患者さんの治療。
 
現在はウガンダを主戦場として、現地の人を指導したり時間がある時に現地入りして施術を行なっています。
 
モクサアフリカのサイトも是非、ご訪問くださいね!
 
唐人町院に来てくださった伊田屋先生
 

結核は過去の病気?

結核と聞いたら皆さんは何を考えるでしょうか?治る病気?過去のもの?いいえ。違います。

結核は世界全体で20億人がすでに結核に感染しています。世界の人口の3分の1です。

そして、死亡原因となる感染症の第一位です。

結核が蔓延している国はアジア・アフリカに集中していますが、

毎日5,000人が結核によって命を失っています。

現在、お薬やワクチンもありますが貧困国の結核発症率は変わっていません。

ワクチンやお薬が効かないのです。

薬があったとしても、栄養状態や生活環境が良くなければ、薬は効きません。

 

さらに、今はAIDS(エイズ)の問題があります。

AIDSはほぼ全ての免疫機能を低下させるのでもっと病気治療が難しくなります。

結核とAIDS両方にかかっている人はほぼ全員が結核を発症しています。

一日で25万人の人が結核に感染しています。

そのうち3万人が発症し、5000人が亡くなっています。

数値はどんどん悪くなっています。

今、問題になっているのは多剤耐性菌、超多剤耐性菌といった、お薬が効かない結核が増えているという現実です。

この患者さん達を何とかしたいと立ち上がったのがモクサアフリカです。

モクサアフリカの活動は、多剤耐性菌や超多剤耐性菌で困っている患者を日本の伝統医療であるお灸で救うというものです。

その評価は高く、モクサアフリカの活動はウガンダの大統領から表彰されています。

お灸が免疫を高めることを発見した福岡の医師、原先生

お灸と結核について研究していた日本人医師が、福岡の医師の原志免太郎医学博士です。

原先生は昭和4年、46歳の時に灸の研究で博士号を取得し、お灸博士と呼ばれていました。

詳しくはせんねん灸で有名なセネファさんがまとめていますので、ご覧ください。記事はこちら

伊田屋先生との再会を記念したチャリティー企画

伊田屋先生との再会の記念と、活動を少しでも応援したいとの思いからチャリティー企画を開催します。

期間は2018年5月20日から2018年6月20日までの1ヶ月間。

鍼灸院おるきでお灸を受診してくださった人数×500円をモクサアフリカに寄付させていただこうと思います!

また、期間中はお灸を無料で施術させていただきます。

募金箱も設置いたしますので、みなさんも是非、応援してあげてくださいね。

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当院のコンセプト

“大学病院で活躍した技術”をベースに、慰安的な施術や安易な電気治療ではなく、結果にこだわった治療を提供します。
“予防”と“生涯の健康”をテーマに、いくつになっても輝ける人生をサポートします。
あなたの目標に合わせた最適な改善方法を提案し、’’先生がいるだけで安心’’と思っていただける治療院を目指します。

当院のモットー

“身体の可能性”を限界まで引き出し、痛みのない身体づくりに貢献します。
痛みや痺れなどのお悩みを解消し、一生自分の足で歩きたい。
無駄な手術をしたくない。もっとスポーツを続けたいなどのあなたの目標達成をサポートします。

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