こんにちは。
福岡の鍼灸院おるき、スタッフの田辺です。
高齢者に起こる認知症のほとんどは、加齢による脳の病的老化に関連するものです。
認知症の種類
大きく2つに分類すると、脳実質の変性によって起こる「変性性認知症」と、脳血管の障害によって起こる「脳血管性認知症」があります。
変性性認知症の代表的なものとしてアルツハイマー型認知症があり、認知症全体の約半数を占めます。
脳血管性認知症は、脳梗塞や脳出血など脳血管障害によって生じるので、脳血流の循環不全に伴い、症状が日内変動しやすい認知症です。
全認知症中20〜30%を占め、男性に多くみられます。
脳卒中発作を伴い急激に発症したり、ラクナ梗塞のように新しい梗塞が加わる度に段階的に悪化します。
このように階段状に症状が悪化する点が、脳血管性認知症の特徴のひとつといえます。
症状は、歩行障害、転倒、排尿障害、嚥下障害、うつなどの気分障害などを認めることが多いです。
また、障害のある部位とない部位が“まだら状”に分布するため、記憶障害が目立つものの判断力や専門知識は保たれるなどの状態となり「まだら認知症」が特徴的にみられます。
進行してくると、感情の起伏が激しくなり、些細なきっかけで泣いたり興奮することがあります。
YNSA、頭への鍼治療に興味のある方、鍼灸院おるきへご相談ください。
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