こんにちは!
ぼんやりインターネットを眺めていると、どうやら当院は膝の痛みで検索される方が一番多いようです。
膝の痛みの鍼灸治療で有名になるのも悪くないかな?と考えている福岡市西区の鍼灸院おるきの小野です。
最近、色んな鍼灸師の先生とお話する機会が増えてきたので色んな情報が入ってくるようになりました。
僕はこれまで、我が師向野義人先生の治療を見学する機会しかなかったので、どんな種類の病気でもほいほい治してしまうのが鍼灸って思っていたんですが、膝の痛みの治療で悩んでいる先生がけっこう多いということに最近気づき、びっくりしています。
中には、膝専門と名乗りながら治し方がわからないという先生も・・・
僕ら鍼灸師は、専門学校や大学で勉強しているんですが、専門学校や大学ってほとんど国家試験対策しかしてくれないんですよね。
だから、治療技術が全く身につかず社会人になって、実際の現場で勉強するしかない。
実際に効果が出せない状態で患者さんに接するから、本当に効果が出るポイントではなく、患者さんが『ここにして欲しい』と思っているところから治療ポイントを外せない。
そんな状態になってしまいます。
先日、Facebookを見ていたら鍼灸師さんが集まるコミュニティで電気治療は賛成か?という投稿がありました。
けっこう整骨院併設の鍼灸院に勤務されている先生が電気治療は多いようでしたが、電気治療って日本のローカル鍼灸なんですよね^^;
あんまり、海外ではやられない方法です。
もちろん、理由もあるんですが・・・
結局、身体に対して解剖学的、生理学的、運動力学的考察が終わっていないと、患者さんの『してもらった!』っていう満足を求めて、痛いところに鍼を刺して電気を流して、お互い良かったねって治療になっちゃうのかな〜?
悪くしているとも知らずに・・・
痛みのある関節に鍼をブスブス刺して『関節の炎症を鎮めて血流を増やします!』って説明を、僕は中学の時に受けて翌日、痛みが増しました。
関節の真上って、動きを邪魔しないために筋肉ってほとんどついていないんですよ。
腱になっていて、腱は弾性はあっても伸縮性や柔軟性はないから鍼でアプローチしても変化がでません。
と、いうか、電気している先生も『鍼通電で筋肉が柔らかくなる』ってエビデンスを根拠に膝に電気流すんでしょ?
膝の真上にしたって意味ないじゃない。
先生によって考え方も違うと思うので、今日はこの程度にしておきますね。
最後に、鍼灸院おるきからあらゆる種類の膝の痛みに悩む方へのメッセージ。
膝の痛みが原因で生活の質が落ちてしまっている方へ。
鍼灸院おるきは、今宿駅から徒歩3分という場所にあります。
立地上、電車でご来院される方も多いので、是非、同じ様に電車でご来院されてください。
その際に、注意事項があります。
来る時には駅では無理せずエレベーターをご利用ください。
でも、帰りは階段を使ってみることをおすすめします。
きっと、階段が好きになるかと思います。