膝の痛みの種類と原因|福岡市西区今宿の鍼灸院おるきのブログ

こんにちは!
福岡市西区今宿駅前の鍼灸院おるき、院長の小野です。

僕自身も悩まされたことがある膝の痛みですが、種類も原因も様々です。スポーツ障害でも膝の痛みは良く起こります。

鍼灸の適応の有無も含めて、ご紹介していきます。

膝の痛みの種類

西洋医学の分類では、膝の痛みは変形性膝関節症、膝蓋腱炎(ジャンパー膝)、大腿膝蓋関節症、膝蓋軟骨骨化症、オスグッド・シュラッター病(成長痛)、関節水腫、半月板損傷、通風や関節リウマチなどが挙げられます。

⇨変形性膝関節症
変形した膝の形は戻りませんが、徐々に痛みを緩和していくことは可能です。軟骨の再生を待つ必要があるため根気が必要です。

⇨膝蓋腱炎(ジャンパー膝)
お皿の下にある膝蓋腱に炎症が起こります。大腿四頭筋の延長上にある腱の炎症のため、大腿四頭筋を中心に治療を行うと痛みが緩和されます。

⇨大腿膝蓋関節症
関節軟骨がすり減って痛みが生じると考えられています。お皿の動きが悪くなったり、脱臼したりします。鍼灸治療で関節面に負担をかけない状態を作ることで軟骨が再生する場合があります。治療には根気が必要です。

⇨膝蓋軟骨骨化症
膝の痛みには色々名前が付けられますが、ほとんどが関節面での炎症が原因です。膝関節面への圧力を緩和させる治療や膝周囲の腱の緊張を緩和させることで痛みの改善がみられます。

⇨オスグッド・シュラッター病(成長痛)
骨の成長に筋肉の成長が追いつかず痛みが生じます。筋肉の長さ自体が足りないため、しっかりストレッチすることが根本的な治療になります。鍼灸施術の後は筋肉が伸びやすい状態ができますので、その間にしっかりストレッチすることが大切です。

⇨関節水腫
炎症があると水が出ます。膝に水が溜まっているのは関節に炎症があるのが原因で、関節に炎症が起きるのは関節面に圧力が高まっているのが原因です。炎症の原因別に対応することが根本的な治療になります。
炎症を抑えることで水は自然と身体に吸収されますが気持ち悪い場合には整形外科で水を抜いても良いと思います。
水を抜くと癖になるという方がいますが、繰り返し水が溜まるのは根本的に治療ができておらず関節周囲に炎症があるからです。

⇨半月板損傷
大腿骨と脛骨の関節にある三日月形をした軟骨が損傷することを言います。膝関節の圧力が高まった状態で膝を酷使するとこの半月板が割れます。変形性膝関節症を併発していない場合(膝は痛いが正座ができる場合)などは鍼灸治療で意外とあっさり痛みが取れたりします。

⇨通風
体内にある尿酸が結晶になり関節に溜まることで痛みが出ます。結晶を溶かす必要があるため投薬での治療と生活習慣の改善が一般的です。鍼灸よりも内科にかかることをお勧めします。

⇨関節リウマチ
WHO(世界保健機構)はリウマチは鍼灸治療の適応症と発表しています。リウマチ疾患の原因はまだ特定されていません免疫機能に異常をきたすため、遺伝子の異常や病原菌感染として研究が進んでいます。

⇨鵞足炎
スポーツ障害でも多いのが鵞足炎です。縫工筋・薄筋・半腱様筋の3つの腱が集まる部分をその見た目から鵞足と呼びますが、この部分に痛みが生じます。当院では、関節運動の連動性を高めることで鵞足にかかる負担を減らす治療を行っています。

⇨タナ障害
タナ部分の炎症が原因と言われていて、西洋医学では保存療法か手術療法が選択されます。炎症が原因である限り、炎症が起きる原因を取り除くことが治療になります。施術で、膝関節の円滑な動きを獲得することで改善が見込めます。

⇨O脚
O脚そのものが痛みの原因になることは少ないと考えています。私もけっこうなO脚です。膝の内側についている筋肉の緊張が高いと進行することがあります。骨盤矯正などで一時的に戻るようですが、根本的に改善するにはかなりの頻度と時間が必要です。症状の出ない身体作りを目指すことをお勧めしています。

⇨腸頸靱帯炎
腸頸靱帯炎は別名ランナーズニーと呼ばれ、膝の外側につながっている腸頸靱帯と呼ばれる部分に炎症が起こります。マラソンブームですが、私もハーフマラソンに出た後などはこの痛みにお世話になりました。大腿骨と腸頸靱帯が擦れるインピンジメントの状態になると起こります。膝が曲がりづらくなったり曲げる際に痛みが出たりします。
アイシングやストレッチなどが治療として選択されますが、関節面の負荷を減らすことで改善が認められます。

 

 

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