野球・巨人(元福岡ソフトバンクホークス)の杉内選手が引退|福岡市の治療院

こんにちは!

今日は朝から衝撃的なニュースが飛び込んできました。

福岡ソフトバンクホークスで無双を誇っていた杉内投手が引退を決めたというのです。

これは野球ファンならずとも、残念に思う人がいるのではないでしょうか?

引退の理由ですが、身体が限界に達したとのことです。

杉内選手の特徴は柔軟な身体を生かしてゆったりとしたフォームから投げるストレートが代名詞なのではないでしょうか?

この投げ方は、身体全体の関節の可動域を充分に使って投げるため、小さい体格でも長身の選手に負けないスピードとパワーをボールに伝えられます。

しかし、どこかの関節に動きのトラブルが起こると一気にパフォーマンスが低下しそうです。

実際、2015年7月に股関節痛で戦線を離脱して2018年9月に引退を表明するまで、1勝をあげたのみでパフォーマンスが大きく低下しています。

股関節が悪くなると下半身の力を上半身に伝えられないため、パワーのあるボールを投げられない、もしくはどこかの関節に無理な負担がかかります。

左肩を痛めたのも、これが原因ではないでしょうか?

股関節が悪いなら、腰痛もあったでしょうね・・・

サファテ選手も股関節の手術をされましたが、野球選手にとって股関節の痛みや肩の痛み(野球肩)は何としても避けたいスポーツ障害なのでしょうね。

今のスポーツリハビリを見ていると、痛みがある関節を支える力をつけるためにインナーマッスルの強化が行なわれるのが主流です。

その他、治療として鍼治療が行われることもあります。

昨年、杉内選手が所属する巨人軍では沢村選手への鍼治療が物議を醸しましたね。

個人的にはインナー強化も良いんですが、ずっと使ってきた筋肉が急に肩関節を支えられなくなるわけがありません。

インナー強化よりも、もっとやるべきポイントがあるんじゃないかと思います。

股関節の治療も、まさか股関節周辺だけしか治療しなかったなんてことあるわけないですよね?

 

治療って、身体全体を診る必要があります。
股関節が悪い人の治療をする場合、最低限診る必要があるのは脊椎の回旋能力、膝関節の回旋能力、足関節の柔軟性、腹部・腰部の筋肉の緊張、大腿部の筋肉の緊張、股関節のインピンジメント(衝突)などがあります。
鍼灸師の先生で、「〇〇に効くツボ」などを使い全身を治療するという先生も多くいます。
ちゃんと目的と、ここに刺したらこうなる!という確信をもって刺している先生がどのぐらいいるんでしょうか?
正直、股関節の研究は歴史が浅いということもあるのかしっかり診れている先生にはあまり出会ったことがありません。
海外で活躍するトレーナーに股関節の治療について解説

海外で活躍するトレーナーに股関節の治療について解説する小野院長

野球選手は現役を引退したら身体を使わないから痛みがなくなる。と思っている人がいますが、現役を引退してからも痛みを抱え続けてしまうことがあります。

特に、股関節は日常生活でも負荷がかかります。

杉内選手は左投げ左打ちですが、日常的には右利きなので肩の方は大きな支障なないでしょうが、股関節が痛いままだと階段の上り下りや車の乗り降りなどもきついでしょうね。

この記事を杉内選手が見たら、是非連絡して1回で良いから治療させて欲しいものです。

股関節も肩も、たぶん、痛みが取れて(軽減して)まだ投げられるんじゃないかな〜・・・

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